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さて大変遅くなってしまったのですが、、、
前回の続き、夜景写真を先行してご紹介している現場、
バタバタと撮影してから1ヶ月近くが経ってしまいましたが、、、
日中撮影した完成写真、そして設計イメージなどなど、
沢山撮影した中からピックアップしてご紹介します。
撮影はまだまだ天候の落ち着かない頃でしたが、
天気の良い日を狙って、
青々としてきた芝生のもと、広々とした空間を
ハシゴを持っていって登ったり降りたり、あらゆる角度から、、、
デジカメ手持ち撮影という機動力を生かして、
数打ちゃ当たるの精神で無駄に沢山写真があって大変です。。。
まずはビフォーアフターのビフォー。施工前の状態、、、

既に外壁とアプローチは完成している状態でのご依頼、広々と残ったこの庭園スペースの設計。

斜面に並ぶ住宅地の一角、道路との高低差があり門柱の真横から数メートル進むと歩行者の頭は隠れます。
そしてこの斜面の彼方に姫路城が見えるという最高のシチュエーション、、、
その姫路城をオープンに眺める事の出来るテラス、そして和室から眺める和の空間、というご依頼。
さてこれだけの広い空間をキャンバスに、さてどういった絵を描くか、、、
そしてご提案図面のパースイメージより、、、建物側から見た感じ、、、

そして門側上空から見下ろした感じ、

まず城を眺める空間、既存の門柱とイメージを合わせた壁でぐるっと囲った石貼りベンチ付きの洋風テラス。
この付近はビフォー写真を見て分かるようにまだ道路勾配の関係で横から目線が通りますので、、、
門扉からの視線も含めてその辺りを考慮し、敢えて敷地の内部に引いてテラスを囲った塀の懐に座る設計、
こうして隣地を含め見下ろされる視線もカットしつつ見下ろす側のみを開放したプライベートな空間になっています。
そして芝生も含めたその洋風スペースに割って入る形で共存しているのが、和室の地窓から眺める和の空間。
あまり極端な和にならないよう、そして和と洋が自然に違和感なく入り混じるような設計を心がけ、
門から和室への視線を軽く遮るのと、和洋の軽い結界表示的に竹垣を創作しています。
更に和洋の中央を分断するように走るアプローチは、奥の犬小屋スペースからお散歩に通る通路で実用的に。
とにかく庭全体をキャンバスに、和と洋、直線と円が複雑に交差するダイナミックな設計。
ファーストプランで凄く気に入って確約を頂き、ちょっとご要望をふまえ修正したセカンドプランなのですが、
この時点で使用する樹木の個体を確保し、図面上にも反映させましたので、
完成写真とこの計画段階の図面を見比べてみて下さい。1本高木の配置を変えましたが、、、なかなか。
さてやっと完成写真です。まずは玄関ポーチ付近から全景を、、、

ちゅっとハシゴに登って鳥瞰、、、

そうそう前のブログの暗くなったシルエット写真で何の木でしょうか?と書いていましたが答えは、、、
テラス奥から囲うようにの3本並んだ木立が、右から株立ちのソヨゴ、ヤマボウシ、一本立ちのソヨゴ。
そしてテラス手前の芝生に植えてあるのがアオダモ。低い株立ちで珍しく下枝から景色を作れる個体。
そして中央和の空間が手前照明に被る青シダレモミジに、奥の紅い葉がお施主様のご要望だった野村モミジ。
更に写真一番左の高木は株立ちのカツラ。この木が一番旺盛に大きくなってくるでしょうね。
ちょっと現場施工時に窮屈な感じがしたので図面と位置を変えさせて頂きました。丁度犬小屋に木陰も作れたし。
ちなみに一番高いシンボルツリー、針葉樹と見間違いそうな程に真っ直ぐに伸びた一本立ちのソヨゴって、
相当に値打ち物ですよ。一目惚れしてプランに入れた一本でした。まずは今年の台風が試練ですが。
そうそう、私はいつもぐにゃっと曲がったような雑木らしい樹形を複数合わせたり塀際から流したり、、、
とかいわゆる雑木風、自然風の事をいつも書いていますが、今回は幾何学的なモダンスタイル、
いつもと同じ樹種を使いつつも、今回は敢えて見ての通り一本一本が個体として全方向に枝を張った、
恐ろしく整った八方美人の樹形をした固体を選び抜きました。如何でしょうか、この庭にはジャストフィットですね。
雑木風だと植えても植えても植えたり無い気がしますが、、、今回はこれでバランス的にも十分。
門扉正面から、、、

いやぁ賑やかでいい感じですね。こうして見ると道路側の高木3本がとりわけ高いのが分かりますね。
また道路から入った駐車スペースからの角度になりますので、こちらからのプライバシーは保たれます。
道路の下から、、、

これは高いハシゴに登って撮影しているので庭が見えていますが、、、実際にはもっと見上げる感じ。
そしてずっとこの山を下ってその先の小高い山に姫路城がそびえているんですね。
玄関ポーチから、、、

既存の洗出しのアプローチに対し、斜めに交差するレンガラインに花壇やオブジェ台。
門柱の目隠しに添えた明るい葉色の木は常緑中木のオガタマ。手前花壇の木はまだ小さなエゴの木。
通り抜けるのが楽しくなるようなアプローチの演出。
テラスをぐるっと、、、



作り付けのベンチとは別にテーブルセットと置いたり出来る広いテラス。
塀の背面で門扉から正面に見える部分には、レンガの角柱とオブジェ台で飾りつけ。
更にテラスの塀と外周既存フェンスとの間に出来た空間の足元を演出し、雑木と野草の小径に。
テラス側から建物に向かって、、、

犬小屋スペース側からハシゴに登って、、、

芝生とごろた石にレンガが綺麗な円と直線を描いています。
和の創作空間、、、

反対側から、

夕暮れの水を打ったしっとりとした感じもいいですが、天気の日中も違和感無く。
ごろた石の州浜が数センチの高低差を最大限立体的に見える演出です。
また図面には無い延石のベンチに踏み石は端材を使ったサービスで。
そうそう姫路城姫路城と書いて、全然写真に写ってないですね、、、

これならバッチリ。
という感じで、まだまだ写真がありますので、もう少しイメージショット的な写真から、、、更に次回に続きます。
投稿者: 日時: 2009年08月07日 22:20|HOME |2_4. 庭彩的雑感 61~80, 施工例 庭園 姫路市M様邸 |画面上へ
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