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2008年10月05日  「 アプローチガーデン 02 」

アプローチガーデン

前回に続いて現場写真より、、、

今回はアプローチガーデンの庭づくり部分、
特に「足元を飾る」事を意識して、
意図を込めて景色づくりをした3ヶ所、

写真とともに少し詳しく紹介してみたいと思います。

使用している材料は石材に低木下草類。
使っている素材は今までに何度も使っているものばかり、

それは和風、自然風、和モダン、などなど、、、
私の庭づくりの主となるスタイルなのですが、

洋風、シンプルモダン、そんな空間にも、
少しだけ、ほんの少しだけ、微妙に味付けを変えるだけで、

それはそれで凄くフィットする、
なかなか面白い空間演出となります。


まずは一番目に入る部分、正面の門柱周りの景色づくりから、、、

アプローチガーデン

門柱自体吹き付けコテ押えに、右上にワンポイントでスクリーンブロックを配しただけのシンプルなデザイン。
そこにデザイン物のポストとガラス表札でアクセントを加え、それでけで十分なんですね。門柱は。

あとは門柱をキャンバスに、前に植わっているソヨゴの影が絵を描き、揺らぎを演出します。
影による演出、結果論的な部分も多少ありますが、、、これは私は凄く大切にしている部分です。

と、それは置いておいて、足元の演出。
何よりもまずポイントは、門柱に絡みつくシャクナゲの木、
その下でボリュームと気勢を持たせたアセビ、
そして鮮やかな紅色を添えたアカバセンニチコウ。(これは霜が降りる冬にはこの場所では持ちませんが)

と門柱の足元に色を沿え、更にその足元は伊勢ゴロタ石で土を隠しました。

アプローチガーデン

シャクナゲの木はこのように、門柱より後ろから、前の方へと巻き込む感じで、
結構シャクナゲの木は好きな樹形が多く、特に単独では成り立たない捻くれ者の樹形なんかがあるとベスト、、、
葉も凄く印象的で、もちろん花もあり、洋風に合わすと、なにか地中海風な感じも漂うような、、、

そしてこの部分、結構狭いスペースなのですが、、、
もちろん最初から下草を想定している訳で、塀の根入れ(地中の基礎までのブロックの埋め込み深さ)を深くし、
十分根の張るスペースを取って、更に結構持ち上げて植えています。


次は一番道路に面した部分、砂利の、、、何ていうか、枯れ流れ、というか溜まり・池という感じ。

アプローチガーデン

図面では芝生にしていたのですが、少し前に広がりを持たせたかったのと、
芝生ばかりだと後々にも下草類を植え替えたり遊ぶ場が提供できないので、砂利で景色をつくりました。

景石に伊勢ゴロタに御浜砂利、、、私の中で最近は定番なのですが、
ほんと何にでも合う色の組み合わせなんですね。
上の写真は特に水を撒いた後なのですが、御浜砂利は本当に上品で良い色艶になります。

この写真では少し分かり憎いですが、、、
左に折れるアプローチの流れと交差するように、御浜砂利の溜まりが手前と奥側(ソヨゴの足元)の2ヶ所、
広がりと連続性を感じるデザインとなっています。

ちなみにこのスクリーンブロックの部分、これも地中にはまだ1段分のブロックが隠れています。
後から植えようとして土を掘ると、すぐ下でコンクリートで塞がっており、、、そんな外構が多いかと、、、
植込みありきの外構設計のスタイル、きちんとその辺りは抜かりないですよ。

アプローチガーデン

もう一枚。
見つけた細長い小豆島の庭石2本、六方石を寝かせた雰囲気で植付けスペースを確保しています。
葉と枝付きが結構好きなオガタマ、、、ちょっと透かしてやると凄くいい感じになると思うのですが、、、
そしてその足元、可愛いリンドウの花が咲いています。


最後に高木の根元、少し和の要素を多く取り入れ庭づくりした部分。

アプローチガーデン

爽やかなアオダモ(トネリコ)株立ちの足元、下枝がなく少し寂しいので、、、
印象的な枝付きで、赤い実もまた存在感ある低木、ウメモドキを添え、下草には園芸品種のイワナンテンなど、
そしてちょっと大きめの景石を据えて立体的に演出しました。

ちなみにこの景石くらいが一人で持ち運ぶギリギリですね。。。でもそれで十分。
基本的に私は造園における石の据付けの鉄則である根入れは無視で、、、
大きな石を入れても、ほとんど埋めてしまっても勿体無いというか、そもそも動かすのも大変というか、、、

こういう据え方があっさりと好きです。見た安定感と蹴飛ばしても動かないように据える事は配慮していますが。。。
あとこの小豆島の石はご覧のように洋風、芝生にもよく合いますね。石材屋さんで時間を掛けて探しますが。

アプローチガーデン

そして更に少しカメラを引いて、、、
その対岸、玄関ポーチのタイルの脇に、余った庭石でもう1ヶ所植え込みスペースをつくりました。
芝生でカバーしてしまうので、後々植えるのも大変ですしね。
そして対角、角、の演出はキーポイント。

あとこの奥に見えているスポットライト。
まだ私自身見ていないのですが、、、
お客様からのご報告があり、相当にいいようです。また夜見にいかねば。


なんとなく感覚でつくった庭に、後付けで理屈を付けているような気もしなくもありませんが、、、
庭づくりとはそんな感じなんだと思います。

さてさて、たっぷりと作例として紹介しますよ、とお客様にも快くご協力頂き、、、
もう少し次に続きます。

投稿者: 日時: 2008年10月05日 20:55|HOME |2_2. 庭彩的雑感 21~40, 施工例 外構 姫路市N様邸 |画面上へ

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