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●分類 [ 坪庭 ] ●スタイル [ 雑木風・自然風 ]
●対象 [ 植栽・下草類・築山・六方石 ]
●主旨 [ 手描き図面・日陰の庭 ]
今回はいつものCAD製図と異なり、時々製作する手描きの図面を紹介してみます。
高木のソヨゴの木は目をつけていた木の大きさと雰囲気を思い出しながら、、、
懐に添えるウメモドキにアセビ、そしてヤブランやツワブキなど下草類、石材などなど、、、
ちなみにこの図面の現場写真は4/8付けのブログに掲載していますのでご覧下さい。
このような坪庭でしたら描いた私自身が一人で工事もしますが、、、大体図面通りですか。。。?
製図時点で右側の通用口の存在を知らなかったので、現場では左右反転させて作庭しましたが。。。
造園の図面って材料よりけりのためイメージ程度の存在で、その点お施主様にもご理解頂いて進めるのですが、
自分自身が造っても、現場レベルに立つとやはりイメージ程度の扱いになってしまいます。。。
(外構工事の施工管理の立場としては図面への忠実さに口うるさい方ですが。。。)
というよりもこの現場の場合は特に、個人的に色々とサービスして予定よりかなり豪華な仕様になっています。

さて内容云々よりも手描きの図面、というものについてですが、、、
私自身以前は造園図面は全て手描き、外構図面もCADをベースに色づけなど手描きで描いていましたが、、、
現在の最新CADシステムを導入してからはほぼCAD製図一本になりつつあります。。。
なにより私の場合は設計製図の請負も仕事としている訳で、低コストで、手際よく、分かり易いもの、、、
となると間違いなくCAD製図になってきます。
あとこれは個人的な見解なのですが、ここまでCADの絵作りが向上してきた現在、、、
残念ながら特に外構工事においては、お客様の立場に立ってもCAD製図の方が詳細まで分かり易く、
また材料が実物の写真ベースで色づけされ、影も付くため、極めて出来上がった現場を忠実に再現します。
ただ手描き製図では描く人の腕次第でほんとうに芸術作品のような図面になり、
実際より材料の線に味を出し、大袈裟気味にに描いて、描き手の技量とセンスをお施主様に伝え、
図面自体から気に入って頂き、そういう意味では手描き図面の受注率は高いのだと思いますが、、、
しかし一点言えるのは、実際出来上がった現場は、味のないものは絵で味をだしてもやはり味は無い、、、
そういう点ではCAD製図の方がリアルなので作り手に対しても正直で、ある意味シビアです。。。
あと大きな庭や外構の図面を書く場合は、CADの3D画面をくるくると動かし、
自分自身そのバーチャル空間を散策しながらプランを考えていく訳で、そういう意味でも適しています。
いや私自身手描き図面には肯定的なのですが、、、現実問題もうCAD製図に屈してしまいました。。。
またCAD製図はカーポートなどのアルミ製品やブロックなどのコンクリート製品の素材は常に最新版に
更新され、ほぼ実物どおりの寸法でデータが入っているので、手描きでは全く歯がたたない領域ですが、
こと植木や草花、石材などの自然素材の表現に関しては、、、最近凄く良くなってきていると思いますが、
登録されている中から選んで配置する訳で、、、まだまだそのデータの中にいい素材がないんですね。
どちらにせよこのような坪庭の図面を描く場合は、1つ1つの素材のスケールが凄く大きいわけで、、、
外構工事の一部としての庭のようにCADでごまかす事も出来ないので、、、ペンで一発勝負で描きます。
坪庭の工事金額のうち、図面にお金を掛けて頂くのも申し訳ないので、、、大抵白黒ですが。。。
投稿者: 日時: 2008年07月11日 22:00|HOME |3. デザイン論, 施工例 坪庭 太子町M様 |画面上へ
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