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さて前回の続き、外構・庭園リフォームの現場より。
しかしブログ、、、毎日書きたい事は山ほどあるのですが、、、
何事にも「テキトウ」という言葉を知らない性格ゆえ、、、
やるべき事&したい事がどんどんと溜まってきています。。。
という訳で前回は大変中途半端で申し訳なかったのですが、、、
今回はきっちりと工事完了の写真をご紹介します。
2日目の夕方、最後の下草類を植え終え、
庭や道路の掃除と道具の片付けを終え、
花壇そして庭全体に水遣りを終え、
日没までまだ時間がありましたので、いつものカメラマンに。。。
光が差さず、いまいち私自身の写真タイムではなかったのですが、、、
仕事の疲れを癒す、自己満足の一時。
まずは工事のメインとなるアプローチ、和風で高級感のある鉄平石の乱貼り。
もともと左側門冠りの松を中心に景石や灯篭で小庭が造られており、
門柱となっている両側の石柱や崩れ石積みの花壇などとともにそのままに残し、
石を張り詰めつつ、両脇に少し植栽を植えるスペースを残しています。
また入ってすぐ右に玄関があり、奥には特に繋がる入り口が無いためピンコロ石の縁石で丸く収束させています。
鉄平石には白ミカゲの縁が普通かもしれませんが、当初の丹波石のプランでお気に入り頂き錆を使用しています。

なんと言ってもこのリフォーム工事において、石職人様のお仕事が全てを左右する最も重要な部分です。
石の乱貼りとなると、勾配を取りながら平滑に貼る技術はもちろん、目地の入れ方でその見栄えに差が付きます。
職人様のセンスが全てを左右する訳ですが、本当に見とれる程の仕上がりだと思います。
ほんと腕の良い職人様です。私より少しお若い方ですが、いつもそのセンスには唸らされます。
今回もかなりいやらしい勾配に対応しつつ、意図を感じる目地のアートを演出してもらいました。
写真の鉄平石は水をうったばかりで濡れて真っ黒な高級感が出ています。
乾くともう少し明るく青みがかったグレーになりますが、黒目地を入れてありますので、
目地の線がはっきりと浮き出て、それはそれで凄く綺麗です。

そんな素晴らしい石貼りの脇を私の方で砂利を入れて下草類で飾らせて頂いた訳ですが、、、
下草類は全て裏庭や畑でお施主のおばあ様が植えられている山野草類からの株分けです。
ツワブキやアマドコロその他色々、、、この雰囲気に似合うものが沢山あるわあるわ。
おばあ様も次々と株分けして持ってきて頂き、、、一緒に楽しんで頂きました。(助かりました)
そして目隠しとして一本常緑樹のカクレミノを植えました。
日陰で、軒下で、常緑で、、、というと誰でも迷わず選ぶ一本かと。とにかく乾燥に強い植木は少ないです。
放っておくと結構大きくはなるのですが、ジャストフィットなサイズを探してきたので今はぴったり収まっています。
ちなみにカクレミノの奥に覗いている亀の置物、、、
花壇内に使用した石が余ったので、置物を置く台として一石据えたのですが、
お施主さまに何か置くものがないか聞くと出てきました。
写っていませんが対岸に子亀が向かい合わせに置いてあります。
石や陶器の置物、庭にちょっと沿えてみると凄くいいですよ。
さていよいよ花壇内のリフォームの部分です。
軒下にすっぽりと収まる部分は計画通り枯山水風に演出、、、
お得意の生野産六方石(在庫的にそろそろ貴重な存在になってきましたが)をふんだんに使い、
御浜砂利の流れにタマリュウや伊勢ゴロタ石の島の組み合わせ。
ちなみに軒下とか、カーポートの下とかもそうですが、、、雨がかからないので当然に土は乾きます。
それだけでなく大きいのが夜露が降りない事。水遣りをしても基本的に植木には適さない部分です。
よくカーポートの下にタマリュウの目地を入れている現場を見ますが(依頼があれば図面に描く事もありますが)、
結構強いタマリュウといえど実際なかなか難しいと思います。

一番手前既存石柱の横には同様に六方石を立てて添え、その間をドウダンツツジで飾りました。
それから徐々に六方石を倒して配置し、軒下の終端でもう一度結界的に六方石を立て、、、
その先は同じ砂利の流れで演出した低木スペースとなります。

低木は常緑樹がセンリョウにアセビにクルメツツジ・キリシマツツジ、落葉樹がサラサドウダンツツジ・ヤマブキなど。
私の好きなサラサドウダンツツジ、、、お施主様にもとても気に入って頂きました。
更に写真では分かり憎いですが、六方石組みにタマリュウの島、砂利の流れに溜まりなど色々と遊んでいます。
さてさて長くなりましたが、最後に花壇というものについて。
今回のような石組みのもの、洋風であればレンガ積みのもの、または単に地面の空いた部分。
などなど色々な様式の花壇、というか植栽を植えるためのスペース、、、外構やお庭に必ずあるかと思います。
ボリュームのある草花でこんもりと飾る演出もよし、
石を添景にロックガーデン風に飾る演出もよし、
その演出方法には十人十色のスタイルがあるかと思います。
土を入れただけで放置していませんか?
枯れてしまったまま放置していませんか?
とにかく何でもいいんです、まずは何かを試して、ちょっと花壇で遊んでみてはいかがでしょうか。
投稿者: 日時: 2008年05月29日 22:25|HOME |2_2. 庭彩的雑感 21~40, 施工例 坪庭 たつの市K様邸 |画面上へ
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